災害ネットワーク
静岡県透析災害時ネットワーク
静岡県に地震その他の大災害が起きたときに、どういう事態が起きるかを正確に予測することは大変難しい作業ですが、透析医療機関が直面するであろう問題を予測し対策をたてる必要に迫られています。
こうした認識に基づき、 静岡県腎不全研究会と静岡県透析医会は共同で災害時透析対策の検討を進めてきました。
その結果、まず災害発生時に県内の透析医療を必要とする患者さんの治療が円滑に行えることを目的として、県内透析医療機関がお互いに連絡し助け合う連絡機関として、また、県内の県市町村などの行政機関、医師会等や、県外の透析医学会や透析医会を中心とする医療組織などとの連絡の中心となる機関として、静岡県透析災害時ネットワークが発足しました。
地震についての心得
- 当院の建物は耐震構造ですからまず安心です。
- 透析室で待機し、医師、看護師、技士、その他職員の指示に従って下さい。
(透析中の患者様は、そのまま職員の指示に従って下さい。)
- 透析室を離れている場合は、直ちに透析室へお帰り下さい。
- 帰宅を希望される方は、主治医にご相談下さい。
- 自分の身を守る為、次のことにご協力ください。
- 地震が発生した時
●人工透析中の災害発生時処置
必要があれば、職員が直ちに緊急処置を行いますので、あわてずにご協力下さい。
揺れは長くても1分以内です。
大きな揺れのある時は患者様も、スタッフもまずは自分の安全の確保することに努めて下さい。
- 医師、看護師、技士等、病院職員の指示に従って行動して下さい。
- あわてて、透析室を飛び出さないで下さい。
- 上からの落下物があることを予想して、毛布、枕等で頭を覆って下さい。
- 地震がおさまるのを待って、透析中においては返血に取り掛かりますので、患者様はベッドの上で静かにお待ち下さい。
- 職員誘導により、駐車場に避難し、処置等行います。
- 当クリニックの避難場所は、当院近くの「アクシスかつらぎ」「長岡小学校」です。